2010年07月26日

[Novel]辻村深月『光待つ場所へ』

[amazon]辻村深月『光待つ場所へ』
悔しい、恥ずかしい、息苦しい――。
心震わす傑作青春小説!
たった3分間のフィルムが私に見せた世界は美しかった。私を打ちのめすには、充分すぎるほどに。――<「しあわせのこみち」本文より>
T大学文学部2年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を描いてきたという自負がある。しかし、授業で男子学生・田辺が作った美しい映像作品を見て、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わい……。
他2編を収録
評価=★★★★(4.0/5.0)
著者既刊の外伝的作品を集めた短編集。
「しあわせのこみち」は『冷たい校舎の時は止まる』の数年後。
「チハラトーコの物語」は『スロウハイツの神様』の外伝的お話。
「樹氷の街」が『名前探しの放課後』『ぼくのメジャースプーン』+『凍りのくじら』の外伝。
過去作品を読んでいなくても今作を読むのに不都合はないのだが、過去作品を読んでいるかどうかで、本作の評価はガラリと変わると思う。そういう意味では過去作品読者のため、著者のファンのための一冊と言えるかもしれない。
posted by 秋芳 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 読書記録 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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「光待つ場所へ」辻村深月
Excerpt: 悔しい、恥ずかしい、息苦しい――。それでも日々は、続いていく。 今もっとも注目の作家・辻村深月 心震わす傑作青春小説! 【収録作品】 「しあわせのこみち」 T大学文学部二年生、清水あやめ。「感..
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