2010年09月27日

[TRPG]SW2.0:古き書物の街ヴィッセン第2回リプレイ風 5/5

「古き書物の街ヴィッセン」を舞台にした「ソードワールド2.0」のオンラインセッション。
第2回セッション「ムーンライト・オペレッタ」をリプレイ風に。セッション実施は2008年5月31日。
当時の生ログはヴィッセンのサイトで公開されているのですが、やはり生ログは読みづらいのでリプレイ風に再構築してみました。
冗長な上に特に見所も無いシロモノですが、お気に召すなら。

【第5章 冴えない役者の純愛】

GM:慌てふためくドレイク?をフォローするかのように、物陰からわらわらと人が出てきます。若い男性ばかりです。「やっぱ造形がイマイチだからかなぁ」とか「いや、明かりを工夫すれば…」とか「そもそも台詞ができてないだろ」とかわいわい言ってます。
ベス:「ドローン君、攻撃は待つです」
アリスマ:「ん、素直に話すんやね?それなら聞くで」
アルビオス:「マリア、気をしっかり持って」立たせよう

GM:さて。偽ドレイクな彼はノイマンと名乗ります。彼はランドルの娘エレーナの恋人でした。
マリー:「なるほど。あなたが売れない役者さんですか」
GM:エレーナとの交際をランドルに反対され引き裂かれてしまい、役者の仲間たちと一計を案じて駆け落ちをたくらみ、ドレイクに化けて娘を差し出せと脅迫していました。
ベス:「恋人さんが何してるですか。そんなカッコで」
ベス:ランドルはだまされたのかw

GM:ドリームランナー栽培の件もあって、役人には訴え出ないだろうと読んでの芝居でしたが、養女を連れてくるという展開は予想外だったようです。
ベス:「困ったやつらです」
マリー:「ランドルは見事に、一杯喰わされてますね」
ベス:「マリアちゃんがかわいそうです」
ナユカ:「で、どうしよっか、これから」
マリー:「まあ、エレーナさんのことを本気で幸せにできるのなら、違法栽培の秘密を役人にばらすというのも手でしょうけど」
アリスマ:「その場合マリアが大変やなー」

ドレイク?=ノイマン:「そこで提案なんですが、僕らに捕まった振りをしてくれませんか?」
ノイマン:「ランドルの使用人がまた来るでしょうから、手錬の冒険者でもかなわないと知れば、あきらめてエレーナをつれてくるかと……」
アリスマ:「残念やな。恐らくそれは上手く行かないと思うで?」
アリスマ:「ランドルには金がある。そのうち、うちらよかはるかに熟練の冒険者を雇ってくるやろ」
ナユカ:「きっと、第2第3の被害者増やすだけだよ、マリアちゃんみたいに」
真相を知ったPCたちがノイマンたちに協力し、ランドル相手に月光の下で三文芝居を繰り広げる……というクライマックスシーンから「ムーンライト・オペレッタ」というタイトルになったのですが、ここはPCの反応に従ってさらりと流し、力技でクライマックスに突入することに。もっとも、三文芝居をうったとしても展開にあまり変わりはなかったのですが。


GM:そんな話をしていると、劇団員の一人がアルビオスの方に寄ってきます。
アルビオス:「どうした?」
劇団員:「あんた、ガンをぶら下げてるとこ見ると、魔動機術に詳しいんだろ?ちょっと来てくれないか?」って奥の壁に連れて行かれます。
アルビオス:「ちょっと行って来る」連れて行かれましょう
劇団員:「これ、どう思う?」彼が指差した壁には、いくつかランプのようなものが取り付けられていて、赤く明滅してます。
アルビオス:「色からして、危なくないか、これ」
GM:アルビオスと劇団員の見ている前で、バシャッと音を立てて壁が開きます。壁が開くと、中から腕にガンを備えた人型の魔動機械が歩みだしてきます。
劇団員:「でたー!逃げろー!」
実際のセッション時には、この扉を開けるのに謎かけ(リドル)を解く必要がありました。遺跡探索のつもりで扉を開くと、ガードロボットな魔法生物が起動する、と言う設定です。
湖畔のシーン同様、リドル部分をバッサリと削ってリプレイ風に構成していますが、せっかくなのでリドルの問題を提示しておきます。解答はエンディングの後に。
問題「ラミアとラミアを足すとアスランになる。ラミアはいくつ?」

GM:劇団員の叫びに応えるかのように、バシャバシャっと次々に壁が開き、いくつもの魔動機械が動き出します。
アルビオス:「来るぞ!構えろ!」
アリスマ:「ガンやて?危ないなー」
ベス:「これは魔動機文明に造られたガーウィです。電気に弱いです!」(魔物知識判定成功、弱点看破)
GM:ガーウィが歩みだしてくると同時に、所々かすれて聞き取りづらい魔動機文明語で「管理者……を証明して……い。証明されな…場合は侵入者と……みなし……」と流れます。
GM:良く見ると、扉の中にはきちんと開かずにガーウィがつっかえてるものや、動き出してすぐに自壊したりするガーウィもいます。
マリー:「保存が万全ではなかったようですね」
アルビオス:「防衛機能の一部が故障しているんだろう」

GM:動き出したガーウィを見て、とりあえず劇団員が我先に逃げ出します。
アルビオス:「お前ら、マリアくらい連れて逃げろ!」くらいノイマンに言っておく
GM:ガーウィは、動くもの(劇団員)を追いかけて洞窟の外へ向かおうとしますが、開いた壁の奥でドカーンと破裂音がして炎が噴出したりしてます。爆風や炎をうけて倒れるガーウィもいます。
アルビオス:「本格的に機能不全だな。危険だ」
ナユカ:「これは逃げないと」
アリスマ:「外に出たら、ガスと愉快な仲間たちが待ち構えてたいうたら、笑えんなー」
GM:洞窟の外へ逃げ出した皆さんの方へ、ガンを構えたガーウィが1体近づいてきます。
アルビオス:「倒さないと終わらないか…」

GM:先制判定は成功ですね。ではそちらからどうぞ。
マリー:先に魔法と射撃をやってもらったほうがいいかな?
ベス:では、スパークを(ころころ)。抵抗失敗?じゃあ弱点込みで11点ダメージ。
アルビオス:続いてガンで攻撃(ころころ)。命中?ダメージは11点。
ベス:「ドローン君、行くです!」ゴーレムの攻撃(ころころ)命中して11点ダメージ。
GM:11、11、11って。なにこの11点攻勢は。
ナユカ:セスタスで攻撃ー(ころころ)命中して6点。
ナユカ:追加攻撃は(ころころ)……50点くださいw
GM:1ゾロか。50点どうぞw
アリスマ:「ふいじゃ行くで!」(ころころ)命中して、12点ダメージ!
マリー:では、両手利き1撃目(ころころ)命中して6点。
マリー:2撃目は…(ころころ)…こっちも1ゾロでた。50点下さいなw
GM:50点どうぞ
マリー:わーいw

GM:お、どうにか生き残ったぞ。やった、撃てるw
ベス:「後衛には怖い攻撃です」
GM:目標はランダムで(ころころ)……マリーに2回射撃。回避をお願いします。
マリー:「避けます!」(ころころ×2)……1回だけ回避。
GM:ガンによる攻撃なので…(ころころ)防護点無効の9点ダメージです。
マリー:「痛っっっ……」

GM:では2ラウンド目です。ガンも撃てたし心残りはない。どうぞ潰してくださいw
ナユカ:殴れば終わるかな。攻撃ー(ころころ)。命中して7点ダメージ。
ナユカ:追加攻撃は…(ころころ)。達成値10じゃ当たらないよね。
GM:それは回避しますね。
マリー:1撃目〜(ころころ)は、ハズレ。2撃目〜(ころころ)は、命中して9点ダメージ。
アルビオス:剣が届く位置なら持ち直して剣で斬りたいけど、届きます?
GM:制限移動3mで接敵できる距離ということにしましょう。
アルビオス:じゃ剣で。ターゲットサイト使ってから(ころころ)…命中。ダメージは11点。
GM:アルビオスの一撃を受けて、ガーウィは動きを止めます。戦闘終了です。
ベス:「やっつけたです」
アリスマ:「おー倒れたなー」
ナユカ:「やっと倒せたねぇ。他の人たちは大丈夫かな?」
ベス:「マリアちゃんが気になるです」
アルビオス:「ガスとかも気になるな」他にもガーウィがいるんですよね。

GM:辺りは騒然としてますね。他のガーウィは爆発や炎で力尽き、倒れて動かなくなっています。
GM:逃げ惑う劇団員に怪我はないようですが、炎に包まれたガーウィーが農園に突入したため、農園が炎上してます。
ベス:「この煙は毒です。吸わないようにします」
ナユカ:鼻と口に布でも当てよう
マリー:そうですね。布を巻いて煙を吸わないようにしないと。
アルビオス:燃え広がるといけない、風を読むよ。(天候予測判定に成功)

GM:そこへ、服が汚れるのも気にせず走ってきたエレーナさんと、彼女を追いかけてきたランドルが現われます。
GM:ガスがランドルに報告するのを聞いてしまったエレーナさんが、館を飛び出したので慌てて追いかけてきたところです。
ランドル:「エレーナ!待つんだー!(燃え盛る農園を見て)………なんじゃこりゃーー!」
マリー:「ドレイクの炎が農園を焼いちゃったんですよー」←大嘘
ベス:「ドレイクは本当に怖い生き物です」w
アリスマ:「うちら、農園守れなんぞ言われとらんしなあ?」
マリー:「そうですね。マリアちゃんの保護が優先です」
アルビオス:ですね。マリアをガードしましょう。
はい、このシーン。ミスがあります。
エレーナについてPCたちは声しか知らないわけで、走ってくる女性を見て「これは誰?」という反応がないとおかしいのです。用意されていた「エレーナに会って話を聞く」シーンを時間の都合で端折った結果のミスでした。
GMもPLも違和感を感じなかったのか、そのままプレイは続きました。

ナユカ:エレーナさんとノイマンさんは?
GM:ノイマンはエレーナを背にかばい、ランドルに対峙しています。
ベス:「男になるです。ビシッと言うです」
エレーナ:「私はもう、お父様の言いなりにはなりません。ノイマンと行きます」
ノイマン:「すいません。エレーナは必ず幸せにします!」と啖呵を切って退場
アリスマ:って、逃げるんかいw
ナユカ:「あー逃げてったねぇ」
ベス:「いなくなったですw」
GM:ランドルはエレーナの思いがけない反発に、茫然自失で呆けてます。

GM:そういえば、ランドルについて来ていたガスの姿も見えません。
アリスマ:「ガス?待て、奴はどこや?」
ベス:「収入源の農園が無くなってんで、逃げたです」
アルビオス:煙に巻かれて倒れてたりして
アリスマ:「あの2人追っかけたんやなく、逃げたんならええんやけどね」
マリア:がっくりとうなだれるランドルの肩をそっとたたき、「貧民街じゃ、一文無しもしょっちゅうだよ。元気出して」と。
ベス:「前向きな子です」
ナユカ:「前向きだなぁ」

GM:農園を焼き尽くすと火も収まり、ランドルはジャンに支えられながらトボトボと月明かりの下を屋敷に帰って行きます。
GM:今夜のところは皆さんも屋敷に泊って下さい。翌日、ヴィッセンまで荷馬車でお送りしましょう。


【最終章 寸劇の果てに】

GM:えー、では。後日談を少々。
GM:ヴィッセンに戻り紅蓮の炎亭に一連の出来事を報告して、数日が過ぎました。
グイン:「この間はさんざんだったな。変な仕事回してすまなかった」
ナユカ:「 まぁ、いいけどねぇ」お茶飲んでる
グイン:「でもまぁ、生きて帰って来たじゃないか」と笑う。
ベス:「グレンさんおそるべしです」

ナユカ:「それで、あの後ランドルさんどうなったの?」
アルビオス:「マリアは、あのまま親子を続けてるのかい?」
マリー:「そうだね。マリアちゃんはどーしたんだろ?ランドルさんの娘さんになったのかな?」
ナユカ:「そこが心配だね」 
アリスマ:「確かに心配やわ」

GM:マリアはそのままランドルの養女になりました。エレーナを失ったランドルはすっかり元気をなくしてしまい、店のことは他人に任せているようです。悪徳商人の毒気も抜けて、のんびりと郊外で過ごしているとか。
ベス:「マリアちゃんが切り盛りするです」
アルビオス:「そしてマリアが実権を握る、と。誰かの思惑通りじゃないか?」
アリスマ:「誰のや?思惑通りて。まぁマリアならがんばるやろ」
ナユカ:「時々マリアのとこに遊びに行こうかなー」
マリー:「そうですね。一度、顔見に行くのもいいかも」
この後、マリアは大商店の娘と言うポジションを得て、依頼人として何度か活用していただきました。また、ランドルも改心した描写をしていただきました。

GM:ドリームランナーの件は、幸か不幸か証拠隠滅となったので、闇に葬られたカタチになりました。ランドル商会が罪に問われることはないようです。
ベス:ランドルさんが改心するといいですが
GM:ガスは行方不明。多分逃げ延びてドコかで小悪党やってるんでしょう。
ナユカ:「ま、別にガスはこのまま見つからないでもいっかな」
アルビオス:「またどこかで会いそうな気がするな」ビシバシと。
アルビオスの台詞が効いたのか、他のGMさんが小悪党ポジションで使ってくださったので、ガスはこの後2回ほど紅蓮の炎亭の冒険者と事を構えることになりました。

GM:ノイマンとエレーナは首都ルキスラで、ジャスミン歌劇団という旅の劇団に加わって旅から旅へ。苦労もしてるようですが、幸せです。
アリスマ:「劇団か〜。無事ならそれでええ」
ベス:「エレーナさんしっかりものそうだから、きっと大丈夫です」
マリー:「本人達が幸せなら、それが一番ですよ」

GM:さて報酬ですが、後金の400ガメルはグレンさんがきちんとせしめました。上乗せまではとれず。
ナユカ:「まぁ仕方ないか」
ベス:「マリアちゃんのお金と思えばそのくらい我慢するです」
マリー:「後金もらえないかもと思ってたので、良かったです」
GM:その他の収入として、戦利品を売却したのが400ガメルになるので、1人80ずつですね。あとは剣のかけらが2個。経験点が1000+140+1ゾロ分。

GM:というわけで、どっとはらい。ありがとうございましたー
ベス:お疲れ様でした。面白かったです
マリー:楽しかったですよ
アリスマ:ん、たのしかたですわ
アルビオス : 御疲れ様でした(礼)
ナユカ : おつかれさまー

「Moonlight Operetta 〜Kiss me, without horn〜 」the end.

リドルの解答。
問題「ラミアとラミアを足すとアスランになる。ラミアはいくつ?」
これは「同じ3桁の数を足すと4桁の数になる。3桁の数はいくつ?」と言う問題です。
カタカナの1文字が数字1つに対応し、同じカタカナは同じ数字になります。
解法
・3桁の数を2倍して4桁になる場合、3桁の数字は500以上でなければなりません。また、4桁の数字の千の位(「ア」に相当)は必ず「1」になります。
・「ア」=「1」ですので、「ア」と「ア」を足してできる「ン」(4桁の数字の一の位)は「2」になります。
・4桁の数字の一の位が「1+1=2」になることから、繰り上がりのない十の位「ラ」は偶数であることがわかります。(同じ数字を足す(2倍する)と必ず偶数になります。)
・3桁の数字は500以上ですので、「ラ」に当てはまる候補は「6」か「8」と推測できます。
・「ラ」=「6」の場合を当てはめると、「6ミ1+6ミ1=1262」となり「ミ」が「8」になります。ただし、「2」に相当するカタカナが「ラ」と「ン」で重複してしまうため、これは正解となり得ません。
・「ラ」=「8」の場合を当てはめると、「8ミ1+8ミ1=1682」となり「ミ」が「4」になります。

以上のことから、「ラミア+ラミア=アスラン」は「841+841=1682」となり、「ラミアは841」が正解となります
軽い気持ちで出したりドルでしたが、実際のセッションでは散々な結果でした。
セッションは深夜に及び、頭が上手く回らないと言う状態で数字の問題と言うのは少々無理があったようです。湖畔のシーンで直接的に対応する数字を示唆するヒントも織り込んでいたのですが、上手くはいきませんでした。
TRPGの経験が少ないPLさんが多かったことから、慣れの部分やパズルが好きかどうかも関係しているとは思いますが、この件でPLの頭を使うギミックはオンセにはあまり向いていない、という教訓を得ました。
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