2010年08月27日

[Novel]石野文香『パークチルドレン』

[amazon]石野文香『パークチルドレン』
ひとりぼっちだった15歳の水香は、閉鎖された遊園地で仲間に出会い、初めての恋をした。そして突然、親友の千夏が事故死し、水香は千夏が妊娠していたことを知る。お腹の赤ちゃんを代わりに産んでほしい…!?水香は、千夏の最後の願いを叶える約束をするが―。大切な人を守るために、何ができるだろう?全編に「愛しさ」が満ちあふれる、期待の新人によるみずみずしい感動作。第八回小学館文庫小説賞受賞作。
評価=★★★(3.0/5.0)
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2010年08月25日

[Novel]有川浩『フリーター、家を買う。』

[amazon]有川浩『フリーター、家を買う。』
「母さん死ぬな―」へなちょこ25歳がいざ一念発起!?崩壊しかかった家族の再生と「カッコ悪すぎな俺」の成長を描く、勇気と希望の結晶。
評価=★★☆(2.5/5.0)
ちゃんとした就職ができないフリーターが一念発起し就職し、家を買うまでになるサクセスストーリー。ちょっとできすぎなくらいというか、ご都合主義なのは著者の作品にありがちな展開で、そこが気にならなければ楽しめること請け合い。
物語は好転する一方でリアルさは薄いが、読了後にちょっとだけ前向きになれる一冊。
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2010年08月19日

[Novel]中村航『あのとき始まったことのすべて』

[amazon]中村航『あのとき始まったことのすべて』
確かなのは、僕らは今を生きるしかないということだ。社会人三年目―中学の同級生との十年ぶりの再会。それが、僕らのせつない恋の始まりだった…。
評価=★★★★☆(4.5/5.0)
憎からず思っていた中学の同級生が10年を経て再会し恋が始まる……という、王道ともベタともとれる物語。ストーリーを書くと陳腐にしか聞こえないが、本作の素晴らしさは会話の洒脱さ。交わされる言葉の端々に見えるキュートさ愛らしさは一品。
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2010年08月16日

[News]小路幸也『ダウンタウン』

[amazon]小路幸也『ダウンタウン』
高校生の僕と年上の女性ばかりが集うこの場所で繰り広げられた、「未来」という言葉が素直に信じられたあの頃の物語。大人になるってことを、僕はこの喫茶店で学んだんだ。温かくて懐かしい「喫茶店×青春」小説。
評価=★★★(3.0/5.0)
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2010年08月14日

[Novel]島田荘司『写楽 閉じた国の幻』

[amazon]島田荘司『写楽 閉じた国の幻』
わずか十ヶ月間の活躍、突然の消息不明。写楽を知る同時代の絵師、板元の不可解な沈黙。錯綜する諸説、乱立する矛盾。歴史の点と線をつなぎ浮上する謎の言葉「命須照」、見過ごされてきた「日記」、辿りついた古びた墓石。史実と虚構のモザイクが完成する時、美術史上最大の迷宮事件の「真犯人」が姿を現す。
評価=★★★☆(3.5/5.0)
写楽の正体をテーマにした歴史小説。
小説としてよりも作者の自説?を開陳する部分に力が注がれている印象だが、その説も含めて読み応えは十分。
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2010年08月12日

[Novel]中村航『夏休み』

[amazon]中村航『夏休み』
「十日間ほど留守にします。必ず戻ります」。吉田くんの家出がきっかけで訪れた二組のカップルの危機?!ユキと舞子さんの書き置きに導かれて、僕と吉田くんのひと夏の不思議な旅が辿り着く場所は―キュートで爽やか、心にじんわりしみるとびっきりの物語。
評価=★★★☆(3.5/5.0)
シュールというか現実から乖離した印象の物語。ある意味、ファンタジー。
のんびりふわふわした感じで、ほっと一息つけるような作品。場合によっては「なんだこれ」になってしまいそうな気もするが、これが中村航の持ち味なんだろうなぁ。
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2010年08月10日

[Novel]小路幸也『オール・マイ・ラビング』

[amazon]小路幸也『オール・マイ・ラビング』
下町の老舗古書店“東京バンドワゴン”に舞い込む古本と謎を、四世代のワケあり大家族・堀田家が家訓に従い解決する。ページが増える百物語の和とじ本、店の前に置き去りにされた捨て猫ならぬ猫の本…。不可思議な事件に潜む「あの人の想い」とは?笑いと涙の下町ラブ&ピース小説、待望の第5弾。
評価=★★★☆(3.5/5.0)
東京バンドワゴンも5冊目。
安心して楽しめる安定感とお定まりのマンネリズムは微妙なところ。それでも、この一家のドタバタ騒ぎを眺めていたいと思わせる魅力あるシリーズ。
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2010年08月07日

[Novel]稲葉真弓『風変りな魚たちへの挽歌』

[amazon]稲葉真弓『風変りな魚たちへの挽歌』
青い光の中で、私たちは抱き合った。魚のように、水の音を聞きながら…。失望と愛着の故郷。恋人の死、友人との別れ、そして再会。運河流れる幻想的な街を舞台に、清冽な人間模様を描く感動の連作。表題作他3篇を収録。
評価=★★☆(2.5/5.0)
「故郷」をテーマにした短編集。4作を収録。
故郷というものに対する女性の情念を、しっとりと描き出している。もっと踏み込んで「故郷への追憶」をテーマにしているといっても良いのかもしれない。
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2010年08月03日

[Novel]福田和代『オーディンの鴉』

[amazon]福田和代『オーディンの鴉』
近々の閣僚入りを確実視されていた国会議員・矢島誠一は、東京地検が彼の家宅捜索を行う当日の朝、謎の自殺を遂げた。真相を探る特捜部特殊直告一班の湯浅と安見は、自殺の数日前から矢島の個人情報が大量にネットに流れ、彼を誹謗する写真や動画が氾濫していた事実に辿り着く。匿名の人間たちによる底知れぬ悪意に不安を覚える二人だったが、やがて彼らにも、犯人による執拗な脅迫が始まる……。
評価=★★★(3.0/5.0)
ネット社会の闇を描いた社会派サスペンス。
まさに今だからこその作品だが、内容はすでにやや手垢がついた感じ。
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2010年07月28日

[Novel]中村航『僕の好きな人が、よく眠れますように』

[amazon]中村航『僕の好きな人が、よく眠れますように』
「好きになることとは、こんなにも巨大なことだったのか」北海道から僕の通う大学院にやってきた、魅力的なゲスト研究員。だが、彼女はすでに既婚者だった…。やがてどうしようもなく抑えられない二人の恋の行方は―
評価=★★★★(4.0/5.0)
この著者は恋愛モノばかりということで敬遠していたのだが、今回読んでみて読まず嫌いでもったいない事をしていたと認識をあらためることに。
内容は「不倫の恋愛」ということになるのだが、ドロドロした愛憎も葛藤もなく、愛する二人のラブラブ状態をコミカルに綴っている。状況のワリにどこかリアリティのないファンタジーのような印象を受けるが、これは恋愛中で精神状態が桃色一色の主人公の視点で描かれているからかもしれない。
絵空事のファンタジーな恋愛と言う印象は拭えないが、二人が交わす会話や醸し出す雰囲気の愛らしさは絶品。二人が恋に落ちていくさまとを微笑みとともに眺め、行き着いた結末に彼(あるいは彼女)の肩を叩いて酒を酌み交わしたくなるような、まるで登場人物の友人であるかのような読後感に包まれる作品。
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2010年07月26日

[Novel]辻村深月『光待つ場所へ』

[amazon]辻村深月『光待つ場所へ』
悔しい、恥ずかしい、息苦しい――。
心震わす傑作青春小説!
たった3分間のフィルムが私に見せた世界は美しかった。私を打ちのめすには、充分すぎるほどに。――<「しあわせのこみち」本文より>
T大学文学部2年生、清水あやめ。「感性」を武器に絵を描いてきたという自負がある。しかし、授業で男子学生・田辺が作った美しい映像作品を見て、生まれて初めて圧倒的な敗北感を味わい……。
他2編を収録
評価=★★★★(4.0/5.0)
著者既刊の外伝的作品を集めた短編集。
「しあわせのこみち」は『冷たい校舎の時は止まる』の数年後。
「チハラトーコの物語」は『スロウハイツの神様』の外伝的お話。
「樹氷の街」が『名前探しの放課後』『ぼくのメジャースプーン』+『凍りのくじら』の外伝。
過去作品を読んでいなくても今作を読むのに不都合はないのだが、過去作品を読んでいるかどうかで、本作の評価はガラリと変わると思う。そういう意味では過去作品読者のため、著者のファンのための一冊と言えるかもしれない。
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2010年07月24日

[Novel]米澤穂信『ふたりの距離の概算』

[amazon]米澤穂信『ふたりの距離の概算』
春を迎え、奉太郎たち古典部に新入生・大日向友子が仮入部することに。だが彼女は本入部直前、急に辞めると告げてきた。入部締切日のマラソン大会で、奉太郎は長距離を走りながら新入生の心変わりの真相を推理する!
評価=★★★★(4.0/5.0)
古典部シリーズ待望の新刊。
マラソンを走りながら問題を考えると言うあたり、恩田陸の『ピクニック』に似た感じだが、こちらはロジックと情報収集を駆使して真実を解き明かそうと言うミステリ的趣向に富んでいる。その一方で、2年生になった古典部の面々の青春モノとしても成立しており、シリーズ独特のやるせなさと清々しさの同居したなんともいえない結末は健在。
前作『遠回りする雛』が素晴らしい出来だっただけに、やや拍子抜けな部分もあるがシリーズ続巻を待っていた身としては多いに楽しめた一冊。
このシリーズは巻を追うごとに人間関係が緻密になり、心理描写に味が出てくるので、ぜひ一作目の『氷菓』から読むことをオススメしたいところ。
・[amazon]米澤穂信『氷菓』
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2010年07月22日

[Novel]辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』

[amazon]辻村深月『ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。』
“30歳”という岐路の年齢に立つ、かつて幼馴染だった二人の女性。都会でフリーライターとして活躍しながら幸せな結婚生活をも手に入れたみずほと、地元企業で契約社員として勤め、両親と暮らす未婚のOLチエミ。少しずつ隔たってきた互いの人生が、重なることはもうないと思っていた。あの“殺人事件”が起こるまでは…。辻村深月が29歳の“いま”だからこそ描く、感動の長編書き下ろし作品。
評価=★★★(3.0/5.0)
ミステリかと思いきやサスペンス調の長編。
年齢的な区切りに立たされた女性心理を基調にした感があり、男性としては少々とっつきにくい印象。
ミステリっぽい文章の深読みをしてみたり先の展開を予想してみたりしたものの、結局は冗長な物語をケレン味たっぷりに見せられた感じ。
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2010年07月19日

[Novel]森谷明子『れんげ野原のまんなかで』

[amazon]森谷明子『れんげ野原のまんなかで』
秋庭市のはずれもはずれ、ススキばかりがおいしげる斜面のど真ん中にたつ秋庭市立秋葉図書館、そこが文子の仕事場だ。無類の本好きである先輩司書の能瀬や日野らと、日がな一日あくびをしながらお客さんの少ない図書館で働いている。ところがある日を境に、職員の目を盗んで閉館後の図書館に居残ろうとする少年たちが次々現われた。いったい何を狙っているのか。(第一話 霜降―花薄、光る。)
のどかな図書館を優しく彩る、季節の移り変わりとささやかな謎。『千年の黙 異本源氏物語』で第十三回鮎川哲也賞を受賞した期待の新鋭が放つ、本好き、図書館好きに捧げる受賞第一作。
評価=★★★(3.0/5.0)
公立図書館を舞台にしたミステリ。ミステリ成分は薄め。
人物描写が薄いと思わせつつ、司書に関する事柄になると途端に描写が濃くなるなど、著者の司書に対する感情が暴走している感じが。のどかな公立図書館という舞台設定は素晴らしいだけに、ちょっとした点が残念。
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2010年07月17日

[Novel]米澤穂信『追想五断章』

[amazon]米澤穂信『追想五断章』
古書店アルバイトの大学生・菅生芳光は、報酬に惹かれてある依頼を請け負う。依頼人・北里可南子は、亡くなった父が生前に書いた、結末の伏せられた五つの小説を探していた。調査を続けるうち芳光は、未解決のままに終わった事件“アントワープの銃声”の存在を知る。二十二年前のその夜何があったのか?幾重にも隠された真相は?米澤穂信が初めて「青春去りし後の人間」を描く最新長編。
評価=★★★★(4.0/5.0)
犯人は誰だったのか?アリバイは?凶器は?といった殺人事件を解決するものとは異なり、真実はどうだったのか?を解き明かしていく、いかにもミステリらしいミステリ。
全体的に暗く読後感も決して爽やかではないが、一本筋の通った作風で物語としてじっくりと楽しめる。
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2010年07月15日

[Novel]篠田真由美『金書房午睡譚』

『緑[amazon]篠田真由美『金書房午睡譚』
高校に通わなくなって数ヵ月。16歳の木守比奈子は大学教授である父が研究休暇でイギリス行きを決めたため、古本屋「緑金書房」に居候をすることに。その店を営む青年は亡き母の親戚だというが、時代遅れの格好をし、どこで寝ているのかもわからない。秘密めいたお店で手伝いをする比奈子は、ひとりになると不思議な気配や視線を感じるように…。本を愛する人へ贈る古書ファンタジー。
評価=★★★(3.0/5.0)
「あちら側」と「こちら側」、2つの世界を行き来するファンタジー。子供の頃に夢中で読んだファンタジーのような懐かしさを感じた一冊。
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2010年07月13日

[Novel]松岡圭祐『万能鑑定士Q』

[amazon]松岡圭祐『万能鑑定士Q』
23歳、凛田莉子が構える事務所「万能鑑定士Q」。喜怒哀楽を伴う記憶術で広範囲な知識を有す莉子は、その記憶と照らし合わせて瞬時にあらゆる物の価値、真贋を判定する!国家も騙す究極の偽札を莉子は見破れるか!!
評価=★★★☆(3.5/5.0)
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2010年07月09日

[Novel]太田忠司『甘栗と戦車とシロノワール』

[amazon]太田忠司『甘栗と戦車とシロノワール』
名古屋に暮らす高校生の甘栗晃は、私立探偵だった父の跡を継ぎ、探偵業を始めたばかり。そんな彼の前に、とんでもない依頼人が現れた。元「名古屋最凶の中学生(戦車)」の肩書きを持つ、同級生の徳永。彼に頼まれたのは、目前で「消えた」小学校時代の恩師を探すこと。けれど依頼を受けてすぐ、晃のもとに脅迫状が届いて…!?大人気青春ミステリ続編、全編書き下ろし。
評価=★★★☆(3.5/5.0)
『甘栗と金貨とエルム』に続くシリーズ2冊目が刊行。高校生探偵の活躍を描くミステリ。
主人公はツラい過去を持ち高校生にしては老成していながらも、やはり年相応の少年であったりと、青春モノとしても良く出来た作品。
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2010年07月06日

[Novel]乾ルカ『メグル』

[amazon]乾ルカ『メグル』
「あなたはこれよ。断らないでね」奇妙な迫力を持つ大学学生部の女性職員から半ば強要され、仕方なく指定されたアルバイト先に足を運んだ大学生たち。そのアルバイトは、彼らに何をもたらすのか?五人の若者を通して描かれるのは、さまざまな感情を揺り動かす人間ドラマと小さな奇蹟の物語。小説の楽しみを存分に詰め込んだ愛すべき傑作、鮮やかに登場。
評価=★★★(3.0/5.0)
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2010年07月03日

[Novel]大崎梢『ねずみ石』

[amazon]大崎梢『ねずみ石』
祭りの夜には、ねずみ石をさがせ。かなう願いは、ひとつだけ―。中学一年生のサトには、四年前のお祭りの記憶がない。恒例の子供向けイベント「ねずみ石さがし」の最中に、道に迷って朝まで行方しれずだったのだ。同じ夜、村ではひとつの惨殺事件が起こっていて、今でも未解決のまま。交錯する少年たちの想いが、眠っていたサトの記憶に触れたとき、事件は再び動き始める。瑞々しい青春推理長編の最新作。
評価=★★★☆(3.5/5.0)
少年の目線で語られるミステリ。
山村の伝統神事の創作と、それに関わる人々の描写が巧い。
ミステリ分は薄めだが、少年達の瑞々しい感性が丁寧に描かれていると思う。
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